レプラホーン
アイルランドの妖精で、地下のすみかで一人暮らしをしている。地域によってはレプラコーンとも呼ばれ、奇妙な三角の帽子を斜めにかぶり、部屋にこもって、妖精たちのために靴を作り続けている。特に踊り好きの妖精たちからは、レプラホーンの作る靴は大変重宝されている。
レプラホーンが作業をしている時は、ハンマーでたたく音が地上にももれるため、人間がその場所を見つけ出すのは容易だという。また、地下に隠された財宝のありかを知っているといわれ、しばしば、宝探しをしている人間によって捕まえられ、財宝のありかを白状させられることもあるという。しかし、人の気をそらせることが上手く、わずかなスキをついて姿を消してしまうため、結局は財宝を手にした人間はいないらしい。