ファミリージョッキー
ファミリージョッキー
1987年にナムコから発売されたファミコン用の競馬レースゲーム。本物の競馬は好きではないが、この競馬レースには、昔、知人たちと夢中になった。
スタミナとか、スピードとか、ジャンプ力とか、能力が微妙に
異なる16頭の馬の中から1頭を選び、6頭立てのレースで、
最大で16種類のレースをプレイできる。
3着以内で賞金が獲得でき、4着までにゴールできれば次のレースに参加できるが、獲得総額が低いと、最終レースの天皇賞までたどり着けない。成績が良くないと、終盤のG1レースにはなかなか届かないから、ゴール直前で混戦になるととても熱くなった。
コントローラーのボタンを押すと、ジョッキーがムチを打ち、馬のスピードが増すが、打ちすぎるとスタミナが減ってしまい、ゴール手前でバテてしまう。しかし、コース上には様々なアイテムが落ちていて、これを拾うことで、馬の各能力が少しずつ上がって行く。この辺りの設定も面白かった。
二人同時プレイが可能だが、対戦するよりも、
協力し合って最終レースを目指すことでとても盛り上がっていた。キャラクターも可愛くデフォルメされ、
当時としては大変よく出来たゲームだったと思う。
このシステムを応用し、例えば馬の代わりに架空の様々な生き物で、コースはラリーのような長くて複雑なコースで、
「ファンタジージョッキー」なんてゲームを作ったら、
面白いような気がするのだが、どこか作ってくれないかな。
レトロゲーム丼